婚活パーティーって、出会いの場ではあるものの、人によって温度感が違ったりして戸惑うこともあるんですよね。
今回は、実際にカップリングした男性から、初デートでいきなり「婚約前提で付き合ってほしい」と言われてしまった岡田由美さん(仮名)33歳にお話を聞いてきました。

素敵な出会いになるかもと期待していたのに、まさかの急展開に驚き、正直引いてしまったというリアルな気持ちを、率直に語ってくれました。
岡田さんのプロフィール
—— まずは自己紹介からお願いします
岡田由美です。33歳で、メーカーの事務職をしています。職場はほぼ女性だけで、出会いが全くない環境なんです。周りの友達も続々と結婚していて、私もそろそろ本格的に婚活しないとなと思って、婚活パーティーに参加するようになりました。
—— 婚活パーティーにはどんなイメージがありましたか?
正直、最初はちょっと怖かったですね(笑)でも、ネットの口コミとか見ると「ちゃんとした人も多い」って書いてあったので、思い切って行ってみました。
初めての婚活パーティーでの雰囲気
—— 実際に参加してみて、どうでした?
意外とフランクな雰囲気でしたよ。堅苦しい感じかなと思ったけど、スタッフさんも和やかで、参加している人たちも真剣だけど話しやすそうな人が多くて、ホッとしました。
私が参加したのは30代中心の回だったんですが、男性もきちんとした方が多かった印象です。そんな中で、一番話しやすくて優しそうだった男性とカップリングできました。
マッチングした男性との初デート
—— カップリング成立、おめでとうございます
ありがとうございます(笑)素直に嬉しかったですね。しかも、相手の男性も穏やかで話しやすくて「この人なら安心かも」と思ってました。
初デートも割とすぐ決まって、イタリアンのお店で食事をしました。最初は本当に楽しかったです。お互いの仕事や趣味の話で盛り上がって、自然に会話が弾んでたので、「また会いたいな」と思ってたんですよね。
突然の「婚約前提」発言にドン引き
—— でも、そこで例の発言が?
そうなんです…。デザートが出てきたあたりで急に「実は、婚約前提で付き合いたいと思ってます」と真剣な表情で言われました。
いやいや、早すぎません?って心の中で叫びました(笑)まだ初デートで、お互いのことを知り始めたばかりだったので、正直「引く」というより「戸惑い」でした。
もちろん、真剣な気持ちはありがたいんですが、さすがに段階を飛ばしすぎてて…。私は婚活=即結婚じゃなくて「ちゃんと知り合ってから結婚を考えたい」って思ってたので、温度差がすごかったですね。
男性がそう言った理由や背景
—— なんでそんなに急いでたんでしょうか?
聞いたら「親が高齢で、なるべく早く安心させたい」とか「今まで婚活してきたけど、もう時間を無駄にしたくない」って言ってました。
その気持ちも分かるんです。でも、相手にも気持ちの準備があるし、早く結婚したいなら余計に慎重に進めてほしいのが本音でした。
その後の関係はどうなった?
—— その後はどうされたんですか?
その日はとりあえず「すぐに答えは出せません」とお伝えしました。その後も何度かLINEが来たんですけど、正直ちょっと怖くなってしまって…。お断りさせてもらいました。
悪い人ではないんですけど、やっぱり私には合わないなと思って。婚活は「スピード勝負」って言われることもありますけど、自分の気持ちが追いつかないと、うまくいかないですよね。
婚活パーティー参加後に感じた教訓
—— 今振り返ってみて、どう感じますか?
婚活パーティーは、真剣な人が多いんだなとは思いました。でも、距離感ってやっぱり大事です。自分が大切にしている「お互いを知ってから」というペースは、これからも大事にしたいと思いました。
あと、婚活パーティーって相手に結婚を求めすぎず、まずは「知り合う場」くらいに考えた方が、うまくいく気がします。
まとめ
岡田さんの体験から分かるのは、婚活パーティーは真剣な人が多いからこそ、温度差に注意が必要ということですね。
最初から「結婚前提」で迫られると、戸惑ってしまう女性も多いはず。
婚活は焦らず、自分のペースで進めるのが何より大切だと感じさせてくれるお話でした。

これから婚活パーティーに参加する方も、ぜひ距離感を大事にしながら素敵な出会いを目指して下さい🌸