婚活パーティーに参加したあと、「なんか違うかも…」って思いながらも、とりあえずマッチングしてしまった──そんな経験ありませんか?
「せっかく来たんだし」「マッチングできなかったら恥ずかしいかも」って気持ち、よくわかります。
でも、自分の直感を無視して無理にカップリングしても、あとから気まずくなったり、後悔することって少なくないんですよね💧

今回は、そんな“焦りマッチング”の経験をもとに、「違うと思ったら無理しなくていい」と感じるようになった菅原亮さん(仮名・28歳)のリアルな声を紹介します。
プロフィール紹介:菅原亮さん(仮名)・28歳
—— まずは自己紹介をお願いします
はい、菅原亮です。今28歳で、都内で建築関係の仕事をしています。仕事柄、出会いが全くなくて、職場も男性が多めなんですよね。なので、半年くらい前から婚活パーティーに通い始めました。
婚活を始めた頃は「とにかくマッチングしないと始まらない!」って気持ちが強くて、毎回「今日は誰かと成立したい」って意識ばっかりだったと思います。
最初の頃は「マッチングありき」の感覚だった
—— 初めて参加した時はどんな気持ちでしたか?
めちゃくちゃ緊張しましたね。でも、周りの男性も同じような雰囲気だったので、ちょっと安心しました。女性の方もちゃんと話を聞いてくれる人が多くて、「これなら何とかなりそうかも」と思ったのを覚えてます。
ただ、「マッチングできない=失敗」と思ってたんです。だから、とにかく印象良くしよう、誰でもいいからとりあえず成立させようって感じでした。
違和感を感じながらのカップリング
—— 実際、マッチングはしたんですか?
はい、何回か成立しました。でも、ある時、明らかに「この人とは合わないかも」って感じた女性がいたんです。
趣味も全然違うし、会話のテンポもズレてて、正直ちょっと疲れてしまったんですけど、相手がいい感じに思ってくれていたっぽくて…。断るのも申し訳ないなと思って、ついマッチングしてしまったんです。
デートで気まずさと後悔が募った日
—— その後、どうなったんですか?
マッチング後、LINE交換して一度お茶したんですけど、やっぱり全然盛り上がらなくて…。話も噛み合わないし、何となく気まずい時間が続いて、「ああ、やっぱり直感って当たってたんだな」って思いました。
「無理してマッチングしても誰も得しないな…」って、帰り道でしみじみ感じましたね。お互いの時間がもったいないなって。
本音を大事にしたほうがうまくいくと気づいた
—— その経験を通じて、何か意識は変わりましたか?
めちゃくちゃ変わりました。それ以降の婚活パーティーでは、「合わないと思ったら無理にマッチングしない」って決めてます。無理しても続かないし、相手にも失礼だなと思ったので。
今は自分の直感を大事にして、「この人ともっと話してみたいかも」って思えた人だけに絞るようにしてます。そうすると、逆にマッチング率は下がったけど、気持ち的にはめちゃくちゃ楽になりましたね。
カップリングしなかったけど満足できた回
—— 最近では、マッチングしなくても満足できる回があったと?
はい、ありました。気になる人はいなかったけど、何人かとちゃんと楽しく会話できて、「今日はご縁がなかったな」って素直に思えたんですよね。
その日は帰り道もスッキリしていて、「ああ、婚活ってこういう風に考えていいんだ」って思えました。毎回結果を出そうとするとしんどいけど、自分の気持ちに正直でいると、焦らなくて済みます。
まとめ:無理なマッチングは誰も得しない
婚活パーティーに参加していると、「マッチングしなきゃ意味がない」とか「とりあえず成立しないと損」って思ってしまうことって本当に多いと思います。
でも、菅原さんのように一度無理してみた結果、やっぱりうまくいかないって感じたことで、「違和感を無視しない大切さ」に気づけたのは大きな学びですよね。
マッチングは“目的”ではなく“きっかけ”です。
本音を大事にして、自分に正直でいること。それが結果的に、ちゃんと合う相手と出会うための一番の近道になるのかもしれません✨

婚活に焦ってる方ほど、ぜひ一度立ち止まって「無理してないかな?」と振り返ってみて下さいね🌱