婚活パーティーに参加する時に一番プレッシャーを感じるのって、やっぱり「自己紹介」じゃないでしょうか🤔
うまく話せるか不安だったり、そもそも初対面の人に何をどう伝えればいいか悩んでしまいますよね。
今回は、そんな“会話の壁”にぶつかった男性、鈴木直樹さん(仮名・33歳)のリアルな体験をお届けします。
実際の婚活パーティーでどんなふうに緊張し、どう乗り越えようとしたのか。

ちょっと赤裸々なお話ですが、同じように不安を感じている方にはきっと共感してもらえると思います😊
「言葉が出なかった3分間」のリアル
── まずは自己紹介をお願いします。
「鈴木直樹(仮名)です。33歳で、都内のIT関連企業で事務職をしています。普段は人と話すこと自体が苦手というわけではありません。
職場では普通に会話もしますし、同僚と雑談することもあります。ただ、“初対面の女性と1対1で話す”という経験は、ほとんどありませんでした。
だからこそ、婚活パーティーに参加すること自体が、自分にとってはかなり大きな挑戦でした。
結婚については、20代後半くらいから意識し始めました。
周りの友人が結婚していく中で、「自分もいつかは」と思っていたものの、自然な出会いはありませんでした。
気付いたら33歳になっていて、『このままだと本当に一人のままかもしれない』という焦りを、少しずつ感じるようになっていました。
そんな時に見つけたのが、婚活パーティーでした。」
初参加を決めた理由|期待と不安が入り混じっていた
── 婚活パーティーに参加しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
「正直に言うと、“最後のきっかけを作りたい”と思ったからです。
マッチングアプリも試したことはありました。
でも、メッセージが続かない。
そもそも何を送ればいいのか分からない。
既読がつくだけで返事が来ないことも多くて、画面越しのやり取りに、だんだん自信を失っていきました。
それに比べて、婚活パーティーは“実際に会える”。
直接話せば、文章よりも自分の人柄が伝わるんじゃないかと思ったんです。
『直接会えば、何か変わるかもしれない』という小さな期待を持って、参加を決めました。」
会場に入った瞬間|逃げ出したくなるほどの緊張
── 実際に会場に入った瞬間の気持ちを教えて下さい。
「今でも覚えています。入口に立った瞬間、帰りたくなりました。
会場はカフェのような落ち着いた空間でした。
照明も柔らかく、雰囲気としてはとても居心地が良さそうな場所でした。
でも、その空間にいる人たちは、まるで別の世界の住人のように見えました。
女性は皆、綺麗にメイクをしていて、服装も洗練されていました。
男性もスーツやジャケットで、きちんとした印象の人ばかり。
自分だけが、場違いな存在のように感じました。
心臓の鼓動が速くなっているのが分かりました。
呼吸も浅くなっていて、手のひらが少し汗ばんでいました。
『ここにいていいのかな』なんて感覚が、ずっと頭の中にありました。」
自己紹介の瞬間|頭が真っ白になった
── 実際に最初の女性と話した時のことを教えて下さい。
「正直、何も覚えていない部分が多いです。
目の前に女性が座って、笑顔で『よろしくお願いします』と言ってくれました。
その瞬間、
“何か話さなきゃ”
と思ったのに、言葉が出てきませんでした。
用意していたはずの自己紹介。
名前、仕事、趣味。
頭の中では何度も練習していたのに、いざその場になると、全部消えてしまったんです。
『えっと……はじめまして……すず……き……です……』
自分でも分かるくらい、声が震えていました。
その後に続けるはずだった言葉が、出てきませんでした。
頭が真っ白でした。」
わずか3分間が永遠のように感じた理由
── 会話はどのように進みましたか。
「女性の方が、優しく質問してくれました。
『お仕事は何をされているんですか?』
『休日は何をされていますか?』
本来なら、普通に答えられる質問です。
でも、その時の自分は違いました。
答えようとしても、言葉が出てこない。
頭の中で文章を組み立てようとしても、うまくまとまらない。
沈黙が生まれる。
その沈黙が、さらに焦りを生みました。
時間は3分程度だったはずです。
でも、自分の中では、10分以上に感じました。」
女性の反応から感じた「終わった」という確信
── 女性の反応はどうでしたか。
「優しかったです。でも、それが逆につらかったです。
困らせてしまっているのが分かりました。
会話を続けようとしてくれているのに、自分がそれに応えられない。
笑顔でいてくれているのに、その笑顔が“気を遣わせている証拠”のように感じました。
『この人にとって、自分は“会話が成立しない人”なんだ』
そう思った瞬間、完全に自信を失いました。」
その後の時間は、ほとんど記憶がない
── その後の女性との会話はどうでしたか。
「正直、ほとんど同じでした。最初の失敗が頭から離れず、次の女性と話す時も、緊張が消えませんでした。
むしろ、最初よりも悪くなっていました。
“また失敗するかもしれない”
その恐怖が、さらに自分を縛りました。
自分でも分かりました。
完全に、悪循環に入っていました。」
帰り道|自己否定の連続だった時間
── パーティーが終わった後の気持ちはどうでしたか。
「帰り道が、一番つらかったです。電車の中で、ずっと考えていました。
なんで話せなかったのか。
なんであんなに緊張したのか。
もっと準備していれば。
もっと練習していれば。
後悔ばかりが浮かびました。
周りの人たちは、普通に会話ができていました。
それが、自分にはできなかった。
その事実が、重くのしかかりました。」
自分に足りなかったものに気付いた瞬間
── その経験から、何を学びましたか。
「準備の大切さです。婚活パーティーは、ただ参加すればいい場所ではありませんでした。
“準備している人”と
“準備していない人”
その差が、はっきりと出る場所でした。
自己紹介を、頭の中で考えるだけでは足りなかった。
実際に声に出して練習するべきだった。
質問された時の答えも、ある程度準備しておくべきでした。
それに気付いたのは、終わった後でした。」
それでも、もう一度挑戦しようと思った理由
── 今後も婚活パーティーに参加しようと思いますか。
「はい。もう一度挑戦したいと思っています。今回の経験は、正直つらかったです。
でも、それ以上に、自分に足りないものが分かりました。
何も知らずに挑戦するのと、経験してから挑戦するのでは、きっと違うはずです。
次は、もう少し準備してから参加したいです。
完璧に話せなくてもいい。
でも、“何も話せない状態”からは抜け出したいと思っています。」
同じように悩んでいる人へ
── 最後に、同じように不安を感じている方へメッセージをお願いします。
「緊張するのは、自分だけじゃないと思います。会場にいた人たちも、きっと緊張していたはずです。
ただ、それを乗り越えるための準備をしていたかどうか。
その違いだったんだと思います。
失敗するのは、恥ずかしいことではありません。
何も挑戦しないことの方が、後悔すると思います。
自分も、もう一度挑戦します。」
おわりに|婚活パーティーは“経験”がモノを言う
鈴木さんの話から分かるのは、婚活パーティーは「一回こっきりの勝負」ではないということです。
噛んだっていいし、うまくいかない回もある
でもその中で自分を知り、次に向けて工夫できれば、それも十分な前進と言えますよね✨
初めての婚活パーティーで「自己紹介で噛んでしまった」なんて失敗談も、誰かに話せば笑い話になる。
それがいつか、理想の相手との会話の“ネタ”になるかもしれません。
緊張する人ほど、人に優しくなれると思います。

だから鈴木さんのように“素直で真面目な姿勢”が伝わる人って、きっとどこかで好印象を持たれるはずです😊


