婚活パーティーに初めて参加した時、「女性の方から話しかけてくれるかも」と少し期待していた小野さん。
しかし現実は思っていたよりシビアで、自分から動かないと何も始まらない世界だったそうです。

今回はそんな彼のリアルな声を、余すところなくお届けします。
「待っていても始まらない」と気づいたきっかけ
── まずは簡単に自己紹介をお願いします。
「小野健太(仮名)です。29歳で、メーカー系の会社で営業をしています。仕事はそれなりに忙しくて、平日はほぼ会社と自宅の往復ですね。学生時代は友人も多く、恋愛経験もゼロではありませんでした。」
ただ、社会人になってからは自然な出会いが激減し、気付けば数年間、恋愛から遠ざかっていたと言います。
「20代前半の頃は、飲み会とか紹介とか、それなりに出会いはありました。
でも、社会人になって年齢を重ねるほど、そういう機会が本当に減るんです。周囲の友人が次々と結婚していく中で、焦りが芽生え始めました。久しぶりに集まった友達が、結婚の話や子どもの話をしていて。
嬉しい気持ちもあったんですけど、同時に“自分だけ取り残されてる感覚”が強くなりました。その感覚が、婚活パーティーへの第一歩につながりました。」
「誰かが話しかけてくれるだろう」という甘い期待
── 初めて婚活パーティーに参加する時、どんな気持ちでしたか?
「正直、“なんとかなるだろう”って思っていました。
婚活パーティーって、出会いたい人同士が集まる場所じゃないですか。だから、自然に会話は始まるものだと思っていたんです。努力しなくてもチャンスは来るという、どこか受け身の期待がありました。女性も出会いを求めて来てるわけだから、
目が合えば自然に話せるし、向こうから話しかけてくれることもあるだろうって。でもこの期待は、会場に入った瞬間から少しずつ崩れていきました。」
会場で感じた“見えない競争”
── 会場に入った瞬間、どんな印象でしたか?
「まず思ったのは、“みんな本気だな”ってことでした。服装、表情、姿勢。
参加者の一人ひとりから、“出会いを掴みに来ている”という空気が伝わってきました。男性も女性も、ただ参加してるだけじゃなくて、
“誰かと繋がろう”っていう意志が目に見える感じでした。その空気の中で、徐々に自分の立ち位置を意識し始めました。周りを見ると、すぐに女性に話しかけてる男性がいたんです。
迷いがなくて、自然に会話を始めてる。その光景を見た瞬間、動けなくなりました。」
動けなかった理由:頭の中で起きていた葛藤
── なぜ話しかけに行けなかったのでしょうか?
「タイミングを考えすぎたんです。今話しかけていいのか、迷惑じゃないか、断られたらどうしよう。そんな思考が頭の中をぐるぐる回り続けました。一歩踏み出せばいいだけなんですけど、その一歩が重かったです。周囲の男性が次々と会話を始めていく中で、自分だけがその場に取り残され、気付いたら女性の周りにはもう誰かがいるんです。
自分が迷ってる間に、チャンスが全部埋まっていく。その瞬間、婚活パーティーの本質を理解しました。」
「待つだけでは何も起きない」と気付いた瞬間
── その時、何を感じましたか?
「“これは完全に自分の問題だ”って思いました。誰も自分を避けているわけではない。
ただ、自分が動いていないだけ。婚活パーティーって、“選ばれる場所”じゃなくて、
“自分から選びに行く場所”なんだと理解しました。それまで抱いていた「自然に出会える」という幻想が、完全に崩れた瞬間でした。」
誰とも話せずに終わった帰り道
── パーティーが終わった後、どんな気持ちでしたか?
「悔しかったです。何もできなかった自分に対する悔しさ。そして、動けなかったことへの後悔。参加するだけで何かが変わると思っていた自分が甘かった。帰り道、何度もその日の光景を思い返しました。あの時話しかけていれば、何か変わっていたかもしれない。
でも、それをしなかったのは自分なんですよね。」
2回目の参加で変えた“たった一つのこと”
── 次に参加する時、何を変えましたか?
「“必ず自分から話しかける”と決めました。完璧な会話をしようとは考えませんでした。
ただ、“動くこと”だけを目標にしました。うまく話せなくてもいい。とにかく、最初の一言を言うことだけを意識しました。その結果、小さな変化が生まれました。女性が笑ってくれる。
会話が続く。
名前を覚えてもらえる。それだけで、“自分にもできるんだ”って思えたんです。」
自信が生まれた瞬間
── 自信がついた瞬間はいつでしたか?
「中間印象カードに自分の名前が書かれていた時です。それは、小さな成功でした。
でも、自分にとっては大きな意味を持っていました。初めて、“自分が認識されている”と実感しました。そこからの婚活は変わっていきました。」
婚活で本当に必要だったもの
── 婚活で一番重要だと感じたことは何ですか?
「完璧さじゃなくて、“勇気”です。話しかける勇気。
失敗を受け入れる勇気。
そして、もう一度挑戦する勇気。最初の一歩を踏み出すだけで、世界は変わります。」
これから婚活パーティーに参加する人へ
── 最後に、同じような人へメッセージをお願いします。
「待っているだけでは、何も起きません。それは厳しい現実かもしれません。
でも同時に、“自分次第で未来を変えられる”ということでもあります。話しかけるのは怖いです。
でも、その一歩がすべてを変えるきっかけになります。」
まとめ
小野さんの体験から学べるのは、「婚活パーティーは、受け身ではうまくいかない」という現実です。
緊張して話しかけられない気持ちもわかりますが、それでも一歩踏み出す勇気が結果につながるんですね。
これから婚活パーティーに挑戦しようと思っている男性は、小野さんのように“自分から動く”姿勢を意識してみて下さい。

次の一歩を踏み出すために必要なのは、完璧な会話力ではなく「勇気」なのがよくわかりましたね😊


