婚活パーティーと聞くと「結婚相手を真剣に探している人が集まる場」というイメージがありますよね。
独身同士が前提で、だからこそ安心して出会いを楽しめると思っている方も多いはずです。
でも、実際には驚くような場面に遭遇することもあるようです。
今回は、31歳の近藤学さん(仮名)に体験談をお聞きしました。
婚活パーティーで意気投合した女性と連絡先を交換し、いい感じで帰ろうとしたそのタイミングで、まさかの「私、実は既婚者なんです」と打ち明けられたとのことです…。

一体何が起きたのか、詳しく語っていただきました!
近藤さんのプロフィール
—— まずは自己紹介からお願いします
近藤学(仮名)です。31歳で、都内のIT企業で働いています。普段は開発寄りの仕事が多くて、なかなか女性と出会う機会がないんですよね。なので、そろそろ本気で結婚を考えたいと思って婚活を始めました。
—— 婚活パーティーにはよく参加してるんですか?
今回が2回目でした。1回目は緊張して全然うまく話せなかったんですけど、今回は雰囲気にも慣れてきた感じがして、けっこう前向きに楽しめてたんですよ。で、そこで出会ったある女性とすごく話が盛り上がったんですけど…そのあとが想定外すぎました。
参加した婚活パーティーの詳細
—— どんな形式の婚活パーティーだったんですか?
都内のカフェを貸し切って行われた少人数制のパーティーで、男性8人、女性8人の1対1トーク形式でした。1人あたり5分ずつ会話して、最後にマッチング希望を提出するという流れでしたね。参加条件も「独身限定」と明記されてたので、まさか既婚者が紛れてるなんて想像もしてませんでした。
—— 雰囲気としてはどんな感じでしたか?
すごく落ち着いてて話しやすかったです。男女ともに30代前半が中心で、会話のテンポも穏やかでした。みんな真剣に相手を探しに来てるんだなって空気は感じましたし、自分もちゃんと向き合おうと思ってました。
会話の流れと意気投合の瞬間
—— その女性とはどんな会話で盛り上がったんですか?
その方は30歳で、金融系の事務をしてるって言ってました。趣味が映画やカフェ巡りってことで、僕の趣味ともかなり合ってたんですよ。話してるうちに「一緒に行ったら楽しそうだな」って自然に思えたし、なんというか、話してて心地よかったんです。
笑いのツボも近かったですし、お互いに「初対面とは思えないですね〜」なんて言い合ってたくらいで。完全に気持ちが上がってたんですよね。
連絡先交換とその後の流れ
—— カップル成立もしたんですか?
はい、しっかり第一希望でマッチングしました✨パーティーが終わったあと、2人で駅まで一緒に歩いて、LINEも交換して、次はご飯行こうっていう話もしてたんです。そのときまでは、何も怪しい感じなかったんです。
衝撃のカミングアウト
—— そこから、どういう展開になったんですか?
駅に着く手前で、急に彼女が少し歩くスピードを落としたんですよ。そして「ごめんなさい、ちょっと言わなきゃいけないことがあるんです…」って。で、「私…実は結婚してるんです」って、真顔で言われました。
「え?冗談だよね?」って思わず言っちゃったんですけど、彼女は「ほんとにごめんなさい」って繰り返すだけで…頭が真っ白になりましたね。。
なぜ既婚者が婚活パーティーに?
—— 彼女はなんて説明してましたか?
「結婚生活がうまくいってなくて…」とだけ言ってました。でも、そのあと深く聞く気にはなれなかったです。どんな理由があっても、婚活パーティーに既婚者が来るのは違うと思うし、そこにいた時間が全部無駄だったような気がして…すごくショックでした。
近藤さんが学んだ教訓と警戒ポイント
—— その出来事から、どんなことを感じましたか?
正直言って、人を信じすぎてたなと思います。プロフィールカードに「独身」って書いてあるからって安心しきってました。でも、主催側もその証明を求めてなかったんですよね。これからは、運営の信頼性もしっかり確認しようと思いました。
あとは、どんなにフィーリングが合っても、一歩引いた目線も持っておくことって大事だなと。自分ばかり盛り上がってると見落とすこともあるんだなって反省してます。
まとめ
近藤さんの体験は、婚活パーティーの“落とし穴”を物語っています。
「独身限定」と書かれているからといって、全員がそうとは限らないという現実。
プロフィールや笑顔だけでは見えない裏側もあるのが婚活の怖さかもしれません。
せっかくの出会いをムダにしないためにも、イベントの信頼性や運営のチェック体制を見極める目が必要です。
気になる相手が現れても、舞い上がらず、少し冷静さを持つことも大事なんですね。
婚活は楽しい反面、リスクもある世界。
でも、それを知っておけば、次の出会いに活かせるはずです✨

「信じたいけど、確認する」このバランスがきっと大切なんだと思います。