婚活パーティーって、最初はちょっと夢見がちになりませんか?
「誰かが声をかけてくれるかも」「目が合ったら話しかけてくれるよね」──そんなふうに思っていた結果はまさかの“完全スルー”でした。
今回は、そんな28歳の吉川麻衣さん(仮名)が婚活パーティーに参加したときに経験した、”待ちの姿勢では進まなかった”というリアルな体験を、語って下さいました。

これから参加を考えている方、受け身な自分にちょっと不安がある方に、じわっと響く内容になっています✨
プロフィール紹介:吉川麻衣さん(仮名)・28歳
—— はじめまして、まずは簡単に自己紹介をお願いします!
はい、吉川麻衣です。28歳で、アパレル関係の接客業をしています。普段、職場で出会いが少ないのと、周りの友達がどんどん結婚していくので、焦りもあって婚活パーティーに行ってみようかなと思ったんです。
実はこの時が初参加でした。それなりにオシャレして、プロフィールカードも丁寧に書いて、あとは当日の“流れ”に乗れたらいいなと思ってました。正直、話しかけられる側になると思ってたんですよね…
「男性がリードするもの」と思っていた
—— 当日はどんな心境で会場に入りましたか?
正直ちょっと緊張してましたけど、「男性側が積極的に動くものだろうな」ってイメージがあったんです。
だから、自分から声をかけにいくって発想は全くなかったですし、「話しかけてくれた人の中から考えよう」っていう受け身モードでしたね。
最初に渡されるプロフィールカードも「ちゃんと見てくれるだろう」って思ってたし、どこかで“選ばれる側”の意識が強かったと思います。
話しかけられないまま時間が過ぎていく
—— 実際、男性からは話しかけられましたか?
はい……実は、ほとんど誰からも話しかけられなかったんです。
数人と軽く目が合ったことはあったんですけど、視線をそらされて終わり、みたいな感じで。
気がついたら、周りでは男性たちが積極的に女性に話しかけていて、みんな笑顔で楽しそうにしてるのに、私はぽつんと座ってるだけ。正直めちゃくちゃ焦りました。「え、なんで誰も来ないの…?」って頭の中ぐるぐるしてました。
「何もしない=存在しない」に近い
—— そのとき、どう感じましたか?
本当に、自分が“空気”になったような気持ちでしたね。
存在はしてるんだけど、誰の視界にも入ってない感じ。待ってれば誰か来ると思っていた自分が甘かったなって。
あとで冷静になって考えてみたら、「話しかけやすい雰囲気」を何も出せてなかったなって思いました。目線を合わせようともしない、笑顔も出してない、自分から話す気ゼロだったら、そりゃ近寄りにくいですよね。
パーティー終了時のむなしさと反省
—— 結果、どうなったんですか?
もちろん、カップリングはゼロでした。というか、カードを提出する段階で、誰の名前も書けませんでした。そもそも誰ともちゃんと話せなかったので…。
準備はしっかりしていたのに、「ただそこにいただけ」で終わってしまった感じです。帰り道はずっと、「ああ、自分って“待つだけ”のタイプなんだな…」って落ち込みました。でも同時に、「このままじゃまずい」とも思いました。
次から変えた行動と考え方
—— その経験を踏まえて、次はどう変えましたか?
次に参加したパーティーでは、まず笑顔でいることを意識しました。あとは、話しかけられそうなタイミングで「こんばんは」と自分から挨拶するようにしたんです。ほんの一言でも、自分の存在を相手に届けるために。
それだけでも、前回とは全然違って。男性からも自然と会話が始まるようになって、マッチングにもつながりました。小さなきっかけって大事だなって、ほんとに実感しましたね。
まとめ:婚活は“存在感を出す工夫”が必要
婚活パーティーって、「選ばれる場」じゃなくて、「動く場」なんだなって思います。
受け身だと、そこに“いないのと同じ”になってしまうこともあるんですよね。
吉川さんのように、自分の“待ちの姿勢”に気づけたことって、すごく大きな気づきです。
「私は受け身だからダメなんだ…」と落ち込むより、「じゃあ次はどう動くか」を考える方が、婚活はずっと前向きになります🌱
「どうせ声かけてくれるでしょ」ではなく、自分も“参加者のひとり”として存在感を出していく意識が、婚活の場ではとても大事なんです。

今日これを読んで、「ちょっと変えてみようかな」って思えたあなたは、すでに次のチャンスに近づいてますよ✨