婚活パーティーは「出会い」「恋愛」「結婚」が目的ですが、実際に参加してみると、ちょっと違った出会いもあったりして…今回はそんな中でも珍しい体験をされた三浦早紀さん(仮名)32歳にお話を伺いました。
彼女は婚活パーティーでマッチングはしなかったものの、なんと同性の参加者と意気投合して、そこから友達関係が始まったんだとか。

「婚活で友達ができるなんて思ってなかった」と語る早紀さんに、そのときのリアルな気持ちやエピソードをたっぷり聞かせてもらいました。
三浦さんのプロフィール
—— まずは簡単に自己紹介からお願いします
三浦早紀(仮名)です。32歳で、都内の美容系メーカーに勤務しています。婚活自体はゆるくアプリを使ってた時期もありましたけど、年齢的にも少し真面目に考えようと思って、婚活パーティーにも行ってみることにしました。
—— 婚活パーティーへの参加は今回が初めてでしたか?
いえ、今回で4回目くらいですね。でも今までは友達と一緒に参加してて、今回は初めて一人で申し込んだんです。「そろそろ本気でやるかー!」って気合い入れて行ったんですけど、思わぬ方向に展開していきました(笑)
参加した婚活パーティーの詳細
—— どんなパーティーだったんですか?
会場は新宿のカフェで、1対1で話す形式のものでした。参加者は男女それぞれ20人くらいで、30代中心って感じでしたね。ドリンクを片手に話せるので、そこまで堅苦しくはなかったです。
女性陣もオシャレな人が多くて「この中で目立てるかな…」って正直ちょっと不安でした。でも運営の進行もスムーズで、全体的にいい雰囲気でしたよ。
会話を通じて感じた女性同士の共通点
—— 女性同士で仲良くなるきっかけはどんな場面でしたか?
最初の受付の時に同じテーブルになった女性と、ちょっとした会話が始まったんですよ。「今日一人で来たんですか?」とか「緊張してます?」みたいな軽い感じで。そのとき「実は私も一人参加なんですよー」って意気投合しちゃって。
で、トークタイムの合間にまた同じ席になったときに「どうでした?いい人いました?」みたいな女子トークに発展して、そのままLINE交換まで自然に流れちゃいました✨
友達作り目的の女性が意外と多かった理由
—— 他にもそういう感じの女性はいましたか?
いましたいました。「今日は恋愛というより様子見で来た」って人もいたし、「婚活って孤独だから、こうやって話せるだけでありがたい」って言ってた方もいましたね。
自分だけじゃなかったんだなって安心したのと同時に「同性の中でも共感し合える相手がいるのって大事だな」って改めて思いました。みんな必死すぎず、でも真面目に考えてるって空気がすごく心地よかったです。
仲良くなった女性とのやりとり
—— 今も連絡取ってるんですか?
取ってますよ!そのあと一緒にランチ行ったり、次の婚活イベントにも一緒に申し込んだりしてます(笑)「今日はどうする?参加する?」って感じで、婚活仲間みたいになってる感じです。
お互いに情報共有もできるし、何より「こういう男性いたんだけどどう思う?」って相談できるのが大きいですね。ひとりで悩まなくていいのは、ほんとにありがたいです。
恋愛以外の“収穫”が気持ちを前向きにした理由
—— 友達ができたことで気持ちに変化はありましたか?
めちゃくちゃ前向きになれましたね。正直、婚活ってちょっと孤独な作業だと思ってたんです。でも「同じように頑張ってる人がいる」って思えただけで、気が楽になりました。
誰にも言えなかったモヤモヤとか不安を話せる相手がいるって、精神的に大きいです。お互い「今度はお互いにいい人見つけようね!」って励まし合える関係って、恋愛とはまた別の嬉しさがあります。
恋愛の成果がなくても参加してよかったと感じた理由
—— 今回はマッチングはなかったとのことですが…
はい、マッチングはゼロでした(笑)でもそれでも全然後悔ないです。むしろ「行ってよかったな」って心から思ってます。
恋愛のチャンスがなかったとしても、同じ目標を持つ仲間ができたのはすごく大きな収穫でした。正直、過去のどの婚活イベントよりも印象に残ってる回でしたね。
まとめ
三浦さんの体験を聞いて感じるのは、婚活パーティーって「異性との出会い」だけじゃないってことです。
同性の参加者とつながることで、情報交換や励まし合いができる環境ができるって、婚活を長く続ける上でもすごく心強いですよね。
マッチングしなかったから失敗、じゃなくて「誰と出会えたか」「どんな気持ちになれたか」って部分に目を向けると、婚活の見え方って変わるのかもしれません。

出会いの形にとらわれすぎず、同じ空間を共有している“仲間”とのつながりも大事にしていけば、婚活はもっと前向きに楽しめるものになると思いますよ🌼